ビジネスでよく使うエクセル関数100選

エクセル関数の使い方を実務に沿って解説

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Excel指定した日付をデータに変換したいDATE(デイト)関数

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DATE(デイト)関数

DATE関数は、セル内の年・月・日に該当する数値を一つの日付データにまとめる関数です。下図のように別々のセルに年月日が入っている場合に使用します。

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エクセルの日付データはWindows版の場合、1900年1月1日を「1」としたシリアル値(連番)で管理・判定しています。Macの場合は1904年1月1日ですが、最近のバージョンではWindows版でも1904年からのカウントが出来るようにオプションでチェックで設定できるようになっているので、Mac版も見たことはありませんが、恐らく1900年からカウントできるようになっているはずです。

例えば2016年1月24日は、1900年1月1日から数えて42393日経過していると計算結果が出ます。シリアル値の結果は、位置を日付を入れたセルを、書式設定で「標準」または「数値」にすると確認できるようになってますので、試してみてください。

このシリアル値を使ってエクセルでは日付の経過計算などを可能にしています。

年・月・日をそれぞれ入力した場合、「年」は1900から9999まで、「月」は1から12まで、「日」は1から月の最終日(28から31)までと指定できる範囲が決まっているので、仮に2016年1月32日と入力した場合は、シリアル番号が一つ多い計算になるため、2016年2月1日に繰り越されて表示されます。

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DATE関数とは逆に、シリアル値(連番)から「年」「月」「日」を取りだす「YEAR関数」「MONTH関数」「DAY関数」も存在します。

 

 書き方

=DATE(年,月,日)

 

 DATE関数の具体例

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図のようにセルごとに年月日が分かれている場合に、結合して一つのセルに表示させるDATE関数を、例ではE列に入力します。

 

F列にはその日付から更に何日後かの日付計算をさせて表示させています。

=E4+1095

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この例では5年契約の満期を表示させたいので、納品日から365日×3年(1095日)を加算させてシリアル値から計算させています。細かくいうと1日前に契約切れとなりますが、2016年は閏年でもあるので1日引くことはしておりません。

関数名の手前に=(イコール)を付け、( )内の引数(ひきすう)は半角のカンマで区切りる。これは関数入力の際のお約束ですね。

正直この関数はあまり使用頻度は多くないと思います。日付管理の時は最初からセルの表示形式を日付にするのが普通だからです。ただ、他システムからダウンロードしたCSVファイルなどを加工する際に必要になるケースがあるかもしれませんので、思い出した時はチェックしてみてください。

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 - 日付・時刻系