Excel指定した月数後の日付を求めたい(EDATE、EOMONTH関数)
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EDATE(イーデイト)関数、EOMONTH(イーオーマンス)関数
伝票の納品日から請求締日や入金日を求めるのに使われるのがこの関数です。開始日に該当する納品日付から指定した「月」前または後を求めることが出来ます。
EDATEは指定した月数前または月数後の日付、EOMONTHは指定した月数前または月数後の月末の日付を求められます。
書き方
=EDATE(開始日,月数)
=EMONTH(開始日,月数)
開始日、月数は直接「=EDATE(“2016/1/15”,1)」と書くことも可能ですが、通常業務的にはセルを指定する書き方「=EDATE(E1,F1)」のような指定方法が一般的でメンテナンスがしやすいです。
関数を使ううえでの準備
この二つの関数は「アドイン関数」ですので、使用するには「オプション」の「アドイン」に「分析ツール」を追加する必要がありあますのでご注意ください。
この関数が埋め込まれたファイルを他のパソコンに持っていく際も、使うパソコンのエクセルには「分析ツール」のアドインが必要です。(Excel2003以前のバージョン)
Excel2007以降では標準で追加されていますので、特に組み込まなくても使えます。
※Excel2003以前では、分析ツールアドインにチェックが入っていないと使えなかった関数ですが、2007以降のバージョンでは特にチェックを入れて組み込まなくても使えています。
使い方
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発注した月に請求書を作成し、翌月に入金される管理票です。どちらの関数も条件は同じですが、EDATEは同じ日、EOMONTHは月末を表示していることに注目してください。
通常の業務では、月末締めの翌月末日入金の方が多いのかとは思いますが、あくまでも例としてこんな使い方もあります。
単に何ヶ月後かという使い方であれば、DATEDIFやMONTH関数でも十分使えるかと思いますので、使いやすさやその後のメンテナンスなども考慮して決めるのが良いかと思われます。
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