Excel現在の日付と時刻を求めたい(NOW、TODAY関数)
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NOW(ナウ)関数、TODAY(トゥデイ)関数
書き方
=NOW()
=TODAY()
※( )内に引数を書く必要はありませんが、()自体は記述してください。
使い方
NOW関数は近年はあまり活躍の場がないかも知れません。というのも、パソコンの右下にある日付と時刻がNOW関数の結果そのものだからです。しかも最近ではインターネット回線でタイムサーバーと同期しているのが普通なので、かなり正確な時刻が表示されています。なので、使用する機会がかなり少ないと言っていいです。
TODAY関数も今日の日付を表示させるものですが、こちらは本日を起点とした期間計算によく使用されます。
例えば契約期間満了の管理表を作成する場合に、視覚的に管理できるように「条件付き書式」でセルの色を変えるようにする場合など、TODEY関数を起点にして応用することが出来ます。
この例では加入年月日に対して契約期間を手入力し、満了日を自動で算出しています。
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この時、DATE関数とYEAR・MONTH・DAY関数を使って、加入年月日に年を加え、更に加入日の1日前に満了する式で記述しています。
D列には「条件付き書式」を使って、満了の1カ月前から満了当日まではセルを「黄色」の注意として表示させ、満了日を1日過ぎた日から1年間はセルを「赤色」にして自動的に警告が出るようにすると視覚的に解りやすくなります。
上図は満了日を過ぎた時に警告を出す場合の条件「D1」のセルにTODAY()関数が入っているので、ファイルを開く度に更新されます。
上図は満了日の1カ月前から当日までの間、黄色で注意を促す条件設定にしています。
いずれもTODAY()を起点にしているため、常にリアルタイムにファイルを開いた日からの期間を計算してくれます。実務的にもこの手の管理票には結構使ってます。
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