Excel切り上げ(ROUNDUP)・切捨て(ROUNDDOWN)関数
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ROUNDDOWN(ラウンドダウン)、ROUNDUP(ラウンドアップ)関数
「ROUNDDOWN関数」は、「数値」を、指定した「桁数」で切り捨てる関数です。
「ROUNDUP関数」は「数値」を、指定した「桁数」で切り上げます。
どちらも端数を処理する関数で、四捨五入する「ROUND関数」の仲間です。引数も「ROUND関数」と同じで、「数値」と「桁数」を指定するだけで簡単に処理を行えます。
書き方
=ROUNDDOWN(数値 ,桁数)
=ROUNDUP(数値 ,桁数)
数値にはセルを直接指定できます。また、桁数にマイナスを付ける事で整数桁を指定できます。
使い方
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「ROUNDDOWN関数」に似た働きをする関数には「INT関数」と「TRUNC関数」があります。
たとえば、「123.4」という数値の小数点以下を切り捨てたい場合、「ROUNDDOWN関数」では、「桁数」を0に指定して、「=ROUNDDOWN(123.4,0)」とします。ところが「INT関数」と「TRUNC関数」なら、どちらも小数点以下を切り捨てるための関数なので、特に「桁数」を指定する必要がなく、「-INT(123.4)」「-TRUNC(123.4)」のように、よりシンプルな数式で同じ結果を得られるのです。
単純に小数点以下を切り捨てるような場合は、「ROUNDDOWN関数」ではなく、「INT関数」か「TRUNC関数」を使うとよいでしょう。
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