Excel標準偏差を求めたい(STDEV関数、STDEVP関数)
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STDEV(スタンダード・ディヴィジョン)関数、STDEVP(スタンダード・ディヴィジョンピー)関数
「標準偏差」は、データ全体がその平均値からどれくらいの範囲に散らばっているかを表す値です。たとえば「平均値が50、標準偏差が5.8」とある場合、データ全体のうち、約3分の2が50±5.8の値であることを示します。標準偏差には対象となるデータが母集団全体のデータなのか、母集団から抽出された一部のデータ(標準)なのかにより、2つの種類があり、それぞれに対応する2つの関数があります。
書き方
=STDEV(数値1[,数値2]・・・)
使い方
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「STDEV関数」は、対象となるデータが、母集団から抽出された標本である場合に利用します。なお、「STDEV関数」で求められる標準偏差のことを「不偏標準偏差」ともいいます。たとえば6人の生徒のテストの得点表から標準偏差を求める場合、その6人が受験者全体の中から任意に選び出されたのであれば、この「STDEV関数」を使って標準偏差を求めます、
それに対して「STDEVP関数」は、対象となるデータが母集団全体である場合に利用します。この標準偏差のことを「標本標準偏差」ともいいます。前述の例でいえば、6人の得点の散らばりそのものが知りたい場合には、この「STDEVP関数」を使って標準偏差を求めるわけです。
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