Excel平均値を求める(AVERAGE、AVERAGEA関数)
スポンサーリンク
AVERAGE(アベレージ)、AVERAGEA(アベレージエー)関数
「AVERAGE関数」は、指定した範囲内の「数値」の平均値を求める関数です。テストの平均点を求めたり、1日の平均売上金額を求めたりなど、何かと使用頻度が高い関数です。
数値のみを計算の対象にしているため、「数値」欄に指定したセル範囲の中に、文字列や論理値、空白が含まれている場合は、これらを省いて計算します。「AVERAGEA関数」も、指定した範囲内の平均値を求める関数ですが、こちらは数値だけでなく、文字列や論理値も計算の対象にします。
書き方
=AVERAGE(数値1[,数値2]・・・)
=AVERAGEA(数値1[,数値2]・・・)
スポンサーリンク
使い方
文字列や「FALSE」は「0」、「TRUE」は「1」として計算します。空白についてはAVERAGE関数と同じく無視します。たとえば、右ページの表で、出席者のみの得点平均を求める場合は、文字列を無視する「AVERAGE関数」を利用し、欠席者の得点を0点とみなして全員の得点平均を求める場合は「AVERAGEA関数」を利用します。ちなみに「AVERAGE」とは英語で「平均」の意味。「AVERAGEA」の末尾についている「A」は「All」の略で、すべてを対象とすることを意味しています。エクセル2002以降では、「オートSUM」ボタン右の「▼」ボタンで表示されるリストから、「平均」を選択することで、「AVERAGE関数」を入力することができます。
スポンサーリンク