Excel中央値・最頻値を求める(MEDIAN、MODE関数)
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MEDIAN(メディアン)関数、MODE(モード)関数
「MEDIAN関数」は、指定した範囲内の中央値(メディアン)を返す関数です。中央値とは指定範囲内の数値を小さいものから順に並べたとき、ちょうど真ん中の順位になる値のこと。指定した範囲のデータ数が偶数の場合は中央に位置する2つの数値の平均が返されます。
書き方
=MEDIAN(数値1 [,数値2]・・・)
=MODE(数値1 [,数値2]・・・)
使い方
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たとえば「2、9、8、2、8、7」という数字の組み合わせを考えてみましょう。これらを順番に並べると「2、2、7、8、8、9」となり、その真ん中の値は7と8であると分かります。よって中央値は7と8の平均の7.5となります。
「MODE関数」は、指定した範囲の中の最頻値(モード)を返します。最頻値とは指定範囲内で最も頻繁に現れる値のこと。最頻値となる数値が複数ある場合は、引数を順番に評価していった結果、一番最初に最頻値となった数値が返されます。「2、9、8、2、8、7」という数字の組み合わせでは、2が2個、8が2個で最も多く登場する数値です。両方とも最頻値といえるのですが、この場合、先に2個となって、最頻値になった2が返されます。中央値や最頻値は、「平均値」と同じく、データの集まりの特徴を表す値として様々な統計に利用されます。
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