Excel割り算を行った余りを求める(MOD関数)
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MOD(モッド)関数
「MoD関数」は、指定した「数値」を「除数」で割り、余りを求める関数です。除数とは割る数のことで、分数の分母にあたります。「=MOD(123,10)」なら「123」を「10」で割った余りの「3」が返るわけです。余りの符号は除数と同じになります。除数が負の場合「=MOD(123,-10)」は「-7」を返します。また、0で割ることはできないため、除数に「0」を指定すると「#DIV/0!」エラーになります。数値を「0」にすると「0」となります。
書き方
=MOD(数値 ,除数)
使い方
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この関数は、たとえばケース単位でしか出荷できない場合に端数を取り出す作業に使えます。「数値」に注文数を「除数」に出荷単位を指定すれば、端数が求められます。端数は「注文数」から「ケースでの出荷数」を引いたものと同じになります。ケース数は注文数を出荷単位で割った商の整数部分になります。これを求める関数は「QUOTIENT関数」です。「-QUOTIENT(123,10)」なら「123」を「10」で割った商の整数部分「12」が返るわけです。「QUOTIENT関数」はアドイン関数なので、利用前に「分析ツール」アドインを追加しておきましょう。
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