Excel指定した値を単位として数値をまるめる(MROUND関数)
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MROUND(エムラウンド)関数
「MROUND関数」は、指定した「数値」を、基準に指定した値の倍数になるように切り上げ・切り捨てを行う関数です。基準にする値は「倍数」に指定します。「数値」を「倍数」で割ったときの余りが、「倍数」の半
分以上の場合には切り上げ、「倍数」の半分未満の場合は切り捨てを行います。
書き方
=MROUND(数値 ,倍数)
倍数の部分には、基準となる数値または基準となる数値が入っているセルを指定する。
使い方
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たとえば「=MROUND(17,5)」という関数式で考えて見ましょう。17÷5の商は「3」、余りは「2」です。2は5の半分未満なので切り捨てされ、その結果、戻り値は5×3の「15」となります。
「=MROUND(44,5)」の場合は、44÷5の商は「8」、余りは「4」となります。4は5の半分以上なので切り上げとなり、戻り値は5×9の「45」となります。シリアル値も数値なので、時間を単位とした切り上げ・切り捨て処理に「MROUND関数」を使うこともできます。
なお、この関数は、エクセルの初期状態では利用できない「アドイン関数」ですので、利用前に「分析ツール」アドインを追加しておきましょう。
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