今更聞けない!サーバーとは何をするためのもの?
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サーバーの役目
ホームページを制作する上でも、ネットワークを構築する上でも、良く聞くのが「サーバー(server)」という単語。これ、何ですか?とは今更聞けない方のために(笑)。サーバーとは、サービスを提供するものです! いや、本当です。例えば、会社内に水のタンクを付けて、常に熱いお湯や冷たい水を提供するもの。これは「ウォーターサーバー」ですよね。インターネットの世界で言うと、ホームページ(Webサイト)を提供するものを「Webサーバー」、メールを配信してくれるポストの役割をしている「メールサーバー」、機械語としてのIPアドレスを、人間が読みやすいドメインに変換してくれる「DNSサーバー」、社内で言うと、フォルダを共有している先や、ファイルを一括で管理しているPCを「ファイルサーバー」。色々なサーバーがサービスを提供しています。
Webサーバーの中身
ホームページを提供している「Webサーバー」ですが、実態はOS(オペレーションシステム)とソフトが提供しています。現在レンタルなどで提供されているWebサーバーのOSは、90%以上がUNIX系のOS(LinuxやBSD)です。普段私たちが使うようなパソコンに入っているOS、例えばMicrosoft Windows は適しておらず、採用するとしても Windows server といったサーバー機能を持ったOSでなければなりません。
でもなぜ Microsoft のシェアが低いのかというと、サイバー攻撃の的になりやすいからです。ウィルスを作る側の人間が、アンチ Microsoft だったりするので、狙われやすいのが1つ。もう一つは、UNIX系OSがオープンソース(OSのプログラムソースが公開されている)であるため、セキュリティホールを世界中のハッカー達がすぐに改良していくので、進化が早いためです。
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Webサーバーのしくみ
Webサーバーの中にホームページを置けば動くかというと、動きません。Webサーバーの中ではあるプログラムを稼働させます。プログラム名は Apache(アパッチ)です。このApacheで、サーバーのこの場所(ディレクトリ)にこんなファイルを置けば動くとか、指定されたファイルが無い場合はこのような動きをする、などの細かな設定がなされており、このプログラムが指定する通りに、我々使用する側がファイルをアップロードする必要がある訳です。
因みに、ある場所でしか動かないものをプログラム、プログラムの中で動くものをスクリプトと呼ばれています。Webサーバーについて言うと、Apacheはプログラム、PHPやCGIはスクリプトの関係です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はWebサーバーについて足早に説明しましたが、なんとなくイメージできたでしょうか?本来はまだまだ細かい設定や制約がありますが、ここで全てを書くのは不可能なくらい奥が深いので、なんとなくイメージできる程度に止めてあります。
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